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2006年09月30日

借金を告白できない危険な心理状態

「嫁には絶対言えない」
「旦那には口が裂けても言えない」
「親にだけは内緒に」

借金は、とかく身内に隠そうとしがちだ。

借金を身内に告白できないという心理状態は、
非常に危険である。

身内に内緒にしていても、
借金を返済できさえすれば、それでいいんじゃないか?
そんな声が聞こえる。
実際、身内に内緒の人は、みんなそう言う。

では、身内に内緒のまま、
借金を見事返し終わった人について考えてみよう。



300万あった借金を、
見事自力で返し切ったA君。
もちろん奥さんには内緒である。

ある日A君は事故を起こした。
しかも、ツイてない事に、無保険である。

実は先日、車検を迎えたのだが、
見積もりが思いのほか高く、
税金や保険料を合わせるとどうしてもお金が足りない。

もう絶対に借金はしないと決めていたので、
給料日までの数日間だけ車検を受けるのを待つことにしたのだ。

その数日間の間に起きてしまった事故。


幸い、お互いにケガはなく、
損害はお互いの車の修理だけ。
考え事をしながらの赤信号での追突だったので、
過失は100%A君。
修理代は両車で約80万。
当然、ない。
車検を受けていないことすら奥さんに言っていないのに、
まさか事故のことなど言えるわけもなく、
A君は再びキャッシングの道へ・・・。

(300万だって自力で返したんだ・・・!)

これがA君の心の言い訳。
「返済への強い意志」は、
いとも簡単に「返済への自信」へと変貌し、
そして「キャッシングへの正当化」へとつながる。


さて。

これが私の言う「危険」だとお思いでしょうか?

こんな程度では危険でも何でもない。
ただの「自爆」。どうぞご自由に。だ(笑)


この事故、人身事故だったら、どうなっていただろう?

しかも命にかかわる重大事故だったら?


A君は飲酒運転で暗い夜道を走行中、人をはねた。
はねた相手は動かない。
あ、いや。
今少しピクッと動いた。
が、ピクッとしただけ。起き上がる様子はない。
周りには人はいない。
幸い、自分の車は人気車、色も人気カラー。
現場検証で車種が判明しても、
そう簡単には見つからないだろう・・・。

もし事故となったら、
無保険、無車検、飲酒・・・。
ダメだ・・・。
人生終わりだ・・・。
ましてや嫁に何て顔して会えばいい?
子供の顔を見れるか?

ダメだ!逃げよう!


「借金体質」とは、
「目の前にある『今、しなければならないこと』から逃げる」こと。

家計がマイナスなら、
収入を増やすか、支出を減らすか。
収入を増やせないなら、支出を減らす。
他に選択肢はない。
そこに勝手に見出したのがキャッシング。
そんなもの、選択肢でも何でもない。

減らせない支出を、泣く泣く切り詰める。
それが、『今、しなければならないこと』。
車を売らなければ無理なら、売る。
家も売らなければ無理なら、売る。
家賃がどうしても出ないなら、引っ越す。
それが、『今、しなければならないこと』。

車検が受けられないなら、
受けるまでは乗らない。
その選択が、『今、しなければならないこと』。
そのために奥さんに、
「なんでバスで行くの?」と聞かれれば、
正直に話す。
それが、『今、しなければならないこと』。
それを告白すると、つじつまが合わなくなり、
実は借金があったことについて話す必要があれば、
過去の借金についても、正直に話す。
それが、『今、しなければならないこと』。
それによって離婚の危機を迎えるのなら、
その離婚の危機が、『今、しなければならないこと』。
その「事実」を曲げなければ乗り越えられない夫婦の壁なら、
いずれその壁は崩れる。
早いか遅いかだけの問題だ。
その夫婦にとって、離婚の危機は、
『いずれ乗り越えなければならない壁』。
避けて通ることは不可能なんだ。
だとすれば、その離婚についての夫婦の話し合いは、
『今、しなければならないこと』。

人をハネてしまったら、
何を置いてもまずは人名救護をする。
それは、『今、しなければならないこと』。
そのために、刑事責任を問われるとしても、
それも、『今、しなければならないこと』。
後に伸ばせば、
今していれば付いていたはずだった
執行猶予を失う。



借金が原因で離婚になるのなら、
どうせあなたは離婚される。必ず。

しかし、多くの離婚原因は、
借金そのものよりも、それを隠していたことにある。
さらに言えば、自らカミングアウトせず、
バレたことによる場合が多い。

離婚の原因は、
車検を受けなかったことにあるのではなく、
車検を受けるためにキャッシングしたことにある。
さらに言えば、
車検を受けていない車に乗ったことにある。

離婚の原因は、
事故を起こしたことではなく、
事故を隠してキャッシングしたことにある。

離婚の原因は、
人をひき殺したことにではなく、
ひき逃げしたことにある。


「借金体質な人」の選択は、全て「逃げ」だ。
その「逃げ」にこそ、離婚原因がある。

その「逃げ」にこそ、あなたを不幸にした原因はある。
決して、「ひいた相手がそこにいたこと」ではない。
「車検が高すぎる」ことにあるのでもない。
「保険料が高すぎる」ことにあるのでも、
「税金が高すぎる」ことにあるのでもない。

多重債務の原因も同様。
「金利が高すぎる」ことにあるのではなく、
「取立てがキツすぎる」ことにあるのでもない。
ましてや「保険がかけられている」ことにあるのでもない。
すべて、あなたの「逃げの態度」にあるのだ。

借金体質とは、究極はその「逃げの態度」にある。
逃げている限り、借金体質の改善など、ない。

家族に内緒のまま、例え借金を片付けたとしても、
借金体質は改善してはいない。

あなたも危険運転致死傷罪で懲役に行きますか?
家族にどうしても言えない、というのなら、
その覚悟はして下さい。


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追伸。
「家族に内緒で債務整理できます」と謳っている弁護士事務所。
あなた達は危険運転致死傷罪の共犯です。

posted by 鬼 at 10:57 | Comment(2) | 借金について

2006年09月17日

利下げ法改正に見る日本の三権分立

平成18年1月13日の最高裁判決からはじまった、
グレーゾーン金利撤廃へ向けての法改正の動き、
どうやら結論が出たようだ。


・・・


「結論が出た。」



・・・



法改正の動きに結論が出た。


この矛盾について、
誰もあまり話題にしない。


そもそもこの法改正劇のはじまりは、
平成18年1月13日の最高裁判決で、
みなし弁済が実質的に否定されたことに端を発する。

その判決の理由の中で、
最高裁は、行政による立法行為への警告をしている。

過払い.コム平成18年1月13日最高裁シティズ判決のページに、

> しかし、法律を補う為の内閣府令で、法律を曲げてはいけないのです。
> 内閣府令は、国会で作るものではありません。
> 法律を曲げるには、立法機関である国会で決議せよ、
> というのが、今回の裁判所の判断です。

とあるように、
司法は三権分立の原則を改めて叫んだのです。

それを受けて政府は法改正を行った・・・。


・・・??


どういう事だ!?
おかしいぞ!?

と誰も思わないのか!?


ただ、今回の「決着」はあくまで政府自民党内でのこと。
本来であれば、この政府案を国会で審議し、
可決するか否決するかは国会が決める。
つまり国民の代表である国会議員が最終的に判断するのだ。

では、国会で否決されることはあるのだろうか?


現在、日本は自民党の一党独裁だ。
自民党案に反対する議員は「造反組」とされる。
与党が過半数を超える国会では、
与党案が否決される可能性などほぼないに等しい。

つまり、今の日本には「唯一の立法機関である国会」は存在しない。
これは憲法違反である。

今の日本の国会は、
「政府のシャンシャン総会」でしかない。


自民党を毛嫌いするわけでもないし、
民主党を心底応援できるかと言えばそれも疑問だが、
少なくとも野党第一党に投票するという行動でしか、
今の「唯一の立法機関不在」の日本を変えることは出来ないのかな、と
改めて強く感じた。


政治家への業界からの働きかけ、
利下げによって間接的にダメージを食らう銀行からの圧力、
業界のバックにいる米系メガバンクを通じた米政府からの圧力、
はじめから落とし所を決めていながら、
「吹っかけ」として9年などと提示した営業敵策略、
後藤田議員も結局は政府の仕組まれた筋書きへの
パフォーマーの一人なのかという疑念、

色んな思いもあるものの、
やはり最後は私たち国民一人一人の投票の結果である。
それを受け止めて反省し、行動を変えない限り、
この国は変わらない。


選挙の選択基準が
自分だけの生活の向上や安定など、
自己中心的な考えである限り、
やはりその考えの集約である国会ひいては政府は、
個々人の利害の葛藤に終始する、
利権の奪い合いの場でしかあり得ないのだろう。

地元を有利にしてくれる政治家、
所属団体を有利にしてくれる政治家、
そういった基準で選挙に参加しているのだから、
当然、政治は「どちらを有利にするか」の力加減に終始する。

高齢者の投票率に比べて若者の投票率が低いのだから、
当然、高齢者に有利な政治が行われる。
高齢者にしてみれば、
今増税して税金を取られるより、
増税に反対しておいて国債で穴埋めし、
その利払いは若い世代に押し付ける。
そのほうが得なのだから。
一方で年金などのシステムの改正は先送りにする。
そのほうが得なのだから。


すべて、国民の政治参加の態度が反映された結果にすぎない。

社会を批判する前に、
まずは自らの態度を改める必要があるのだろう。

結果には、必ず原因がある。過程がある。
その原因、過程をさかのぼれば、
必ず私たち自身に返ってくるものだ。


借金の原因、過程を知るには
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借金の結果、その後を知るには
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posted by 鬼 at 14:48 | Comment(3) | 借金について

2006年09月09日

多重債務問題、法改正で解決

多重債務問題を解決するべく法改正を進めている。
らしい(笑)

法改正で多重債務問題が解決などするわけがないのだが、
政府も有識者たちも、
問題の本質には触れずに不毛な議論を繰り返している。



みんなが実は最も触れたいが触れない本質・・・。

「返せないなら借りるなよ」


ここに触れない限りは絶対に解決することはないよね^^

み〜んな、わかってるんだよ。
多重債務者以外の「一般人」はね。

でも、多重債務者自身のみが、
「そうだ、そうだ!」
って・・・。

ほんとバカだよ。
返せないなら借りない。
当たり前の話だよ。

その当たり前の話が行動に移せないのに、
自分以外の業者や社会へは、
弱者保護を推進することが「当たり前」(笑)

いや〜、ほんとバカだねぇ・・・。


もう一つの解決方法として、
これもよく耳にするのが、「教育問題」。


「学校でお金の教育をすべきだ」

なぁんて(笑)


そんな教育は学校じゃなくって家でやれ。

学校で、
お金の大切さ、
借金の怖さ、
金利の計算方法、
なんかを教えるのか?

伝わるのか?(笑)

学校で借金はダメだ、って教えて、
家に帰れば親が借金してて、
子供は親よりも先生の言うことをきくのか?

第一、そんな教育をしてしまえば、
商売人は育たなくなるだろう。

消費に費やすための借金と、
利益を生む事業に費やすためのレバレッジとしての借金、
その違いなど、義務教育で教えられるか?

経済学や経営学を先に教えないと理解できないだろう。
単に「借金はダメ」なんて教えると、
日本の経済は完全にガタガタになる。


そういったことにまで考えが及ばず、
色んな角度で物事を考えることが出来ず、
自己の責任の全部や一部を、
とにかく他人や社会に転嫁しようとする発想こそ借金体質。


借金をするとどうダメなのか、
そういったことは、
実際に社会に出て、
色んな社会経験をする中で学んでいくもの。
他人の借金を見、話を聞き、
行動に移す前に自制するも社会経験、
行動してしまってから反省して改善するも社会経験。
(今の過剰保護の風潮はここを阻害してるが)
みんなそうやって学んでいく。

子供の頃に学ぶべきことがあるとすれば、
そうした社会経験から学ぶための「感性」を養っておくことだろう。
そういう意味では、
暗記教育から考えさせる教育に転換する必要はあると思う。
そうしようと思うと答えがたくさん出来るから先生は大変だが^^



今、テレビをつければ、
毎日のようにグレーゾーンの法改正の話題が上がっているが、
その議論に多重債務者自身がどうこう言っているのを見聞きすると、
なんだかとてもこっけいな感じを受ける。

政府や有識者が議論しているのは、
「サラ金で借りる『どーしようもない人』をどうするか」
ってこと。
本来なら「返せないなら借りるな」が普通の感覚だが、
なんせ相手は『どーしようもない人』。
放っておくことも出来ないから、
「本人が変わらない限り本質的な解決はない」ことは承知の上で、
政府として出来ることはやらなければならない、っていう
やむを得ない義務感からやってるだけ。

それを多重債務者自身がどうこう言うのを見聞きすると・・・、



最近人里に降りてきて、人に危害を加える猿が話題になっているが、
その猿をどうするかという対策会議に、
その猿自身が参加して意見を言っているような・・・
そんな印象を受ける。


お前が言うなよ!むかっ(怒り)

って(笑)

例が悪いな^^;



posted by 鬼 at 09:21 | Comment(6) | 借金について