皆さんから色んなご意見を頂きました。
それらも吟味しながら
検証してみましょう。
興味なかったら→人気Blogランキング
興味あったら(笑)→人気Blogランキング
「金利」って聞くと、
銀行の預金金利と比較する人がいるね。
どこぞの弁護士なんかも本でそういう比較をする。
しかし、これは比較対象としてオカシイ。
銀行預金は「預金」だ。「融資」ではない。
「預けて」いるんだ。
預けるには、本来、保管費用が掛かるモンである。
それを、「お金」は価値のあるモンだから、
金利が付くのである。
お金を商品として考えればわかるだろう。
エンドマーさんが少し触れていたが、
お金を商品と考えた場合に、
元金は原価で、利息は利益だ、と。
では、商品をどこかへ預けたらどうなる?
倉庫保管費が掛からないか?
商品を預けたらお金を取られる。
商品を売ったら、さらに利益まで付いてくる。
その違いに誰が疑問を持つ?
預金金利と融資金利を比較するというのは、
そういうことに匹敵する。
バカな比較だ。
お金には価値がある。
それは、減価償却しない、という価値だ。
エンドマーさんの言う、
お金と他の商品の利益率の違い。
それは、この減価償却しない部分が影響していると思う。
魚を300円で仕入れて翌日に1000円で売る。
これがお金であれば「暴利」だ。
元金300円に対し、1日で利息を700円取っている。
実質年率85166%だ(笑)
ヤミ金も恐れをなす大暴利だ(笑)
しかし、商品ではこれが何故まかり通るのか。
それは、魚が腐るからだ。
売れなかったリスクを、売れた売り上げで補填しなければならない。
お金に「腐る」という概念はない。
だからこそ、
預ける、という本来費用を払うべき行為に対してでも、
預金金利が付くのだ。
では、金利って、
一体、何に対する代金なのか?
お金に対する代金と勘違いしていないだろうか?
お金に対する代金であったとすれば、
銀行に預けたお金と、
多重債務者に預けたお金、
モノは同じなはずである。
では、代金は同じはずだ。
金利とは、お金に対する代金ではない。
時間に対する代金だ。
時間に対する代金は、
お金が主体ではなく、人が主体だ。
その人にとって、
時間がどれだけの価値を持つか、
それが金利だ。
例えば銀行にお金を預ける場合、
金利は銀行の時間をベースに考える。
企業に対して5%で貸付けを行う銀行にとって、
預金者に支払うことの出来る金利は、
5%を超えることがあるはずがない。
銀行は1年で出せる最大の利益幅が5%なのだから。
その5%から社員の給料他、全ての経費を確保し、
残った分しか預金者に還元できない。
当たり前の話だ。
銀行から5%で借入れをしているサラ金にとって、
貸付利率が5%を下ることなど、あり得ない。
5%で借りたお金を貸し付けて、
その利益の中から、
社員の給料他、全ての経費を確保しなければならない。
それらを上乗せした金利を設定する。
これも当たり前の話だ。
家電製品を買う場合に、
販売店は5万円で販売しているが、
メーカーからは1万円で購入している。
メーカーは、パーツを
下請工場からトータル1000円で仕入れている。
下請工場は、
パーツの原料をトータル100円で輸入している。
元をたどれば100円のものを、
5万円で売るのかぁ〜〜〜〜〜〜っ!!
ってのが、銀行預金金利との比較である(笑)
経済の仕組みについて、
自分の頭で考えてみる必要がありそうだ。
私だって、別に経済を学んだわけではない。
でも、頭で考えれば、誰だって気付くことだ。
頭で深く考えることが出来ないと、
こんな当たり前で、仕組みがわかれば笑い話になるようなことを、
弁護士ですら本を出版してまで
本気で世に訴えるのである(笑)
では、流通の間を飛ばして、
銀行が普通に貸してくれればいいじゃないか。
そう思うなら銀行で借りればいい。
最近は銀行も対個人への融資にも力を入れている。
でも、その銀行ですら、
10%〜18%程度の金利を取るのだ。
ほぼゼロ金利で集めた軍資金で、
10%〜18%で貸すのだ。
銀行から5%程度で借りているサラ金からすれば、
銀行のほうこそ暴利だと言いたいだろう。
サラ金等のノンバンクは、
広く一般消費者から資金を集めることは、
法律で禁じられているのだ。
資金調達をする金利は、法律で底上げをされ、
貸し出しをする金利は、法律で頭を押さえつけられているのだ。
今、サラ金より金利の安い融資をしているのは、
預金者からバカみたいに安い金利でお金を集めている銀行か、
ITバブルで儲けまくった資金の運用先に困っている
IT系のサラ金ぐらいのもんだろう。
さらに、それらはサラ金顧客の中で、
比較的余裕のある層にしかお金を貸さない。
そしてサラ金業界は、
以前にも増して、
危険な顧客にしか貸せないわけである。
貸す相手が全く違う。
私から見れば、サラ金の金利など高いとは思わない。
むしろ安いとさえ思う。
よくこれで会社が潰れず、持ちこたえているな、
というのが正直な感想だ。
ま、実際には潰れまくってるが(笑)
と、ここまでは、貸し手から見た金利の話。
借り手から見た場合は、どうだろう?
金利とは、先に書いたように、
時間に対する代金である。
借り手にとっても同じように
「時間がお金を生む」
という前提で利息を捉える必要がある。
サラ金で借りる人が金利に見い出す価値。
それは、
「旦那(嫁)にバレるのを、
あと1日でも先延ばしにしたい。」
「カッコ悪い想いをするのを、
あと1日でも先延ばしにしたい。」
「いい暮らしを、
あと1日でも長く続けたい。」
そんなところではないか?
つまり、破綻を予測してはいるものの、
現実逃避の時間稼ぎをしているに過ぎない。
現実逃避をしている以上、
それは夢の世界であり、
夢に、明確な時間感覚はない。
よって、金利に高いも低いもない。
多重債務に陥っている人にとっては、
金利とは、その程度のはずだ。
では、そろそろ長くなってきたので結論を急ごう^^;
例えば月収30万、支出28万の人であれば、
その人の時間が生み出す利益は、
2万円/1ヶ月
である。
この人にとって、
1ヶ月を2万円で買ったなら、
「妥当な金利(代金)を払った」
と言えます。
その人が、
1ヶ月を3万円で買った場合、
「高い買い物をした」
というのではないでしょうか?
月収が50万で、支出が30万の人であれば、
1ヶ月は20万を生みます。
その人であれば、
月に20万の金利までは、
妥当な金利であると考えられます。
ついでに言えば、
その月20万の金利負担によって、
月収が50万から55万に増加するのであれば、
その金利は「投資」という事になります。
逆のケースを見てみましょう。
月収が20万で、月の支出が22万の人。
この人は時間が利益を生みません。
1ヶ月経過するごとに
2万円を失います。
ハッキリ言います。
借りてはいけません。
適正金利はマイナスです。
そんな融資など、存在しません。
私の考える適正金利、
それはパーセントではありません。
借りる人の収支に、適正金利は存在します。
それから。
適正金利がマイナスの人、
あなたの時間は、無価値です。
収入を増やすか、
支出を減らすか、
いずれかをご検討ください。
どんなに無理をして着飾っても、
どんなに無理をしてカッコ付けても、
あなたの時間は、無価値です。
せめて、生きていくからには、無価値はやめませんか?
しつこいですが、再度書きます。
収支がマイナスの人。
あなたの時間は、無価値です。
このブログは、
世の中の消費者がもっと賢くなり、
泣き寝入りをしない事を通じて、
「泣き寝入りを前提とした悪いヤツラ」を
社会から淘汰し、
その事をもって、
今より住みよい社会を作る事を目的としています。
人気ブログランキングへ投票をして頂くと、
ランキングの順位が上がり、
たくさんの人がこのブログを訪れてくれます。
泣き寝入りしなくても良くなる為の情報を
惜しみなく発信し続けていきますので、
応援をお願いしますm(__)m
しかし、コメントはしていませんでした。
と言うより出来ませんでした^^;
自分で答えを求めれば求めるほど答えが出て来なくなってしまって・・・
>収支がマイナスの人。
あなたの時間は、無価値です。
この部分で「はっ!」としました。
自分が債務整理する前は人生に価値を見出す事が出来ていませんでしたから(笑)
今は将来金利がなくなりましたので
現在の自分は少なからず目標もあり、日々幸せも感じる事が出来ています。
サラ金の金利は私にとっては「高かった」って事ですね。
大切な事に気づかせていただきました。
コメントありがとうございます^^
今日はほとんどコメントがありませんね^^;
現役で借金をしてる人には、
ちょっと厳しすぎたかな?^^;
厳しくていいんです。
その言葉を理解しないと体質は治りません。
他にこんな言葉を言ってくれる人はいませんから(笑)
私以外のより多くの債務者にも、今日の記事の鬼さんの真意を理解して欲しいなって思います。
って言うか私は理解できてますかね?^^;
ありがとうございます。
時間が無価値になるって事には、結構キキますね( ´-`;)
おいら何やってたんだろう?って
すごく無駄に過ごしてきた気がしました。
別の意味で、
労働の時間に対する対価が給料になる分けですが、
その労働の時間も無価値になり、働いているのに、
実質働いていないと同じ事になりますね。
あー、ますます、
無駄な時間が過ごした自分が情けなく思えてきました。(´Д`lll)
価値ある時間を過ごしたいです。
親父さんは大丈夫だと思いますよ^^
既に「何でこの人、借金したんだろう?」
って印象を受けますよ(笑)
その無価値の時間は、
本人にとって無意味なだけでなく、
人類にとっても無意味です。
借金がなければ収支をプラスに出来る人については、
破産などの法的手段を用いて、
目の前の借金を排除すれば、
収支をプラスにして、
人を一人、生産性のある存在にできるんです。
破産などの債務整理は、そのためのものです。
決して収支をプラスにするためのものではないんです。
そこが多重債務者が誤解している部分です。
私はちょっと前に、無駄遣いしたものの金額を何時間働いたら買えるか・・・の換算をしたことがありますが、くだらない事に1日2日働くなんて、本当に馬鹿げていると思ったものでした。
>適正金利がマイナスの人、
あなたの時間は、無価値です。
この考えを理解するだけでも今後の生活の仕方が変わってくるのではないかと思います。
自分の生きている時間が価値あるものになるように、生きていきます。(至極当たり前の事なんですが)
記事の最初の方・・・年末、時間のある時にゆっくり咀嚼します。(^^;)
まだわかっていないようですよ^^;
> 無駄遣いしたものの金額を
> 何時間働いたら買えるか・・・
> の換算をしたことがありますが、
> くだらない事に1日2日働くなんて、
その計算方法を確認したわけではありませんが、
例えば月収30万、支出28万の人が
2万円の無駄遣いをした場合、
その人の月の収支はプラス2万。
つまり、
2万円の無駄遣いを補填するには、
1ヶ月働かなくてはいけないんですよ。
収支がプラス2万円の人が、
1日で無駄遣いできる金額は、
2万÷30日=667円
です。
勘違いしてはいけませんよ^^
はい、そうですね。
本当は収入から必要経費を引いてその中での計算にすべきでしたが、当時は何日働く?の考えでした。
月給を日にちで割った額を当てはめる・・・
家賃=6日のまずくわずすまず
光熱費=2日のまずくわずすまず・・・など。
働いて稼ぐ事の大変さやお金の大切さを知る為に計算してみたのですが、
現実問題として、収入ー必要経費で残ったお金がいくらなのか、判断していかなくてはなりませんね。
そう考えると、鬼さんの計算方法がグっときます。
ありがとうございます。
人生、下りのエスカレーターに乗ってるようなもんです。
じっと止まっていると、
どんどん後退していきます。
周りは進んでいきますからね。
走り続けないと、
どんどん取り残されていくんです。
でも、走り続けることの喜びを知れば、
それは苦痛でも何でもなく、
むしろそれこそが人生の悦びなんですね^^
走り続けるのが嫌なら、
寝たきりの人生が素晴らしいことになってしまう。
でも、よい人生をおくっている人は、
寝たきりになっても頭を働かせて
決して後退しません。
あといくらさんは、
走り続ける悦びについては
だいぶわかってきてるんじゃないですか?^^
鬼さんの記事は
借金はもとより、どう生きるかについていつも考えさせていただいています。(時たま笑ってます)
その感謝の気持ちを微力ながらランキングクリックにて代えさせていただきます。m(__)m
これからも楽しみに拝見させていただきます。
だんだん
「サラ金日記」でも何でもなくなってきてますが(笑)
>収支がマイナスの人。
>あなたの時間は、無価値です。
この言葉素晴らしいと思います。
私は現在、自己破産の免責審尋待ちの身ですが、身に沁みる言葉です。
正直、金利すらも返せない状態に陥った時は御先真暗で本当に無駄な時間を過ごしたものだと思います。
あとは、
常に収支をプラスにするだけですね^^
というか、それが大切なんですが^^;
確かにこれからは常に収支をプラスにしなければなりません。
10年間借金漬けだったので、プラスにするのは初めての経験になります。
早速今日、官報を見たであろう闇金融からのお誘いの葉書が届きましたが(笑)
今後とも宜しくお願いします。
意思さえしっかりしていれば、
収支をプラスにすることなんて、
いとも簡単に出来るもんです^^
「出来ない」ことへの言い訳は、
しようとすればいくらでも出来ます。
逆に、その言い訳をしない、と決めれば、
もう言い訳など必要ありません。
全ては自己責任です。
TAKAさんの事は存じませんが、
何となく
収支をプラスにする事など、
なんてことない雰囲気がありますよ^^