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2006年01月08日

犯罪者の精神鑑定について

12/30の記事、
犯罪者の精神鑑定

反響が大きく、
コメントが90を超えております^^;

みなさんのご意見を
もっともっと募集したいと思います。
是非、ご参加くださいm(__)m

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posted by 鬼 at 17:26 | Comment(27) | 人の生き方について
この記事へのコメント
こちらのサイトはすごく賑わっていて凄いと思いました。管理人さんの人柄と博学な知識が訪問者を惹きつけているのかな?と思いました。
Posted by わらしべ太郎 at 2006年01月08日 20:35
わらしべ太郎さん
なんか照れくさいですね^^;

私がどうとかというより、
みんな実は勉強したいのだと思いますよ。

私も最近になって法律のことや、
社会のことや、人って何だろう、ってこと
勉強したり考えたりするのが楽しいです。
学生時代の勉強と違って、
好奇心からの「学び」は本当に楽しいものです。
ここに来てくれる読者の方々は、
私と同じく、
大人になってからの勉強に目覚めた人じゃないかと思います。
人生の最大の目的って、
「学び」じゃないかな〜って最近思います^^

ついでに・・・
わらしべ太郎さん、
アフィリエイトで1500万の借金返すって、
「アフィリエイトで借金800万を返した話」
は読んでみたことありますか?
http://800man.blog34.fc2.com/
↑これですが、
一度読んでみることをオススメしますよ^^
Posted by 鬼 at 2006年01月08日 21:28
まず,みなさんへの疑問です。

犯罪的行為を行った責任無能力者が処罰を受けずに出てきて,
何がいけないのですか?

(通説から)理論的に問題がないのは,通説の説明をとおして
主張してきましたし,再犯の恐れについては判断不能との主張です。
そして,人の生命,自由を最大限尊重しますから,
判断不能なものを根拠にそれらを拘束するのは実に不当だと考えます。
これは,建前などではなく,心からそう思っています
(だからこそ,唯一人反対するコメントを投じる気になったわけです)。
だから,私は,出てきて何の問題もないと考えます。

「出てくる」という結論それ自体が妥当ではない,
と考えておられるのでしょうか。
確かに,「出てくるべきでない」との結論を導きたければ,
現行刑法39条は不都合な規定です。

そうだとすれば,皆さんは,なぜ,出したくないのですか?
「出てくるのが問題だ」という指摘が複数なされているのは
理解していますが,「なぜ」それがいけないのか,という点について
感情的なもの以外は示されていなかったと思います。

いささか感情的に指摘するとすれば,
皆さんが好んで指摘する宅間守は責任無能力者ではありませんでしたし,
家に閉じこもっておかしくなっている人の,日中そのまわりに
いるのは女子供ばかりですから,女子供が被害にあうのも別に
変ではないでしょう(むしろ電車に乗って道場まで行って,格闘家に対し
包丁を振り回すほうが精神障害者の行動としてよっぽどありえない)。
だから女子供ばかり「狙っている」という指摘はおかしいし,
もし真実「狙っている」のだったら,それは
責任無能力者ではない可能性が高いと思います。
責任無能力者が無罪になることを知り,「じゃあやろう」と
犯罪を実行する人は,事実の認識に欠けるところはないわけで,
責任無能力のはずがありません。
念のため言っておきますと,精神障害者なら必ず責任無能力者と判断されるわけではありません。
事実を認識し,行動を制御することができる人が多い(だからこそ隔離入院となっておらず,結果として罪を犯してしまった)ので,相当の割合で,責任能力者と判断されます。
皆さんが念頭において,「出すべきでない」と主張しているのは,
「弁護人が責任無能力を主張しているが,その実責任能力者である
精神障害者」なのではありませんか?


>薬物常習者の錯乱
刑法上は,「原因において自由な行為」という名前の理論があって,
それで解決をみています。
薬物使用の意思決定時に,犯罪的結果(たとえば人の死)を認識,認容
(積極的には望まないが,そうなっても構わないという考え)があれば,
薬物の使用時に,人を殺すことの意思決定があったといえるから,
殺人罪に問うことができます。
逆に,犯罪的結果の認識,認容がなければ,殺人罪に問い得ません。
上述のように,「刑罰を科されてもやむをえない事情」が意思決定に
ある,と考える立場からの論理的帰結です。
Posted by 新米弁護士 at 2006年01月09日 17:21
新米弁護士さん

本気ですか???

責任無能力者というのは、つまり
「人を殺してはいけない事を理解できない人」
という事ですよね?

そういう人が、
私たち普通の人の中に、
何の目印もなく一緒に暮らすことが、

> 何がいけないのですか?

となりますか?
本気で言っているなら、
私はあなたの弁護士資格は返上してもらいたい。

それと、
> 「弁護人が責任無能力を主張しているが,
> その実責任能力者である精神障害者」
について、
何故、弁護士は無駄な精神鑑定を求めるのですか?
あなたの理論で言えば、
ほとんどの精神鑑定は「茶番」という事になりますよね?
茶番に税金を使うな。

もう一つ。
> >薬物常習者の錯乱
> 刑法上は,「原因において自由な行為」
> という名前の理論があって,
> それで解決をみています。
について。
ごめんなさい。
私たちには言葉が難しいようです。
http://sarakinn.seesaa.net/article/11382217.html#more
↑この記事のCに該当するような説明は
このブログではご遠慮頂きたい^^
Posted by 鬼 at 2006年01月09日 18:49
えー、薬物の話は私にと、受け取って
宜しいでしょうか?

薬物に手を出した時に「この薬物を摂取
したら、俺 人を殺すかもな〜」と言う
認識があったら、刑罰にあたる。
って事ですか?

それをどうやって証明出来るのですか?
それは、精神科医の仕事で弁護士の仕事
では、無い・・・ですか?

詫間の件は、たとえばの話ですよ。

一つ聞きたいのですが、あなたは
責任無能力者が将来、病院からでたら
自分の子供なり身内の近くに雇い
入れますか?


あと、感情的になって読めたのなら、
それは誤解ですよ。
そう読めたのなら、私が至らなかった
せいですね。
以後、気をつけます。

済みませんでした。

Posted by 凜子 at 2006年01月09日 19:31
人の形をした六法全書じゃないんだから、人としてどう思うかでしょうね。
何をしても責任がないという人間を野放しにするのもどうかと・・・。
殺人を(いや、罪を)繰り返すという確証もない代わりに、
繰り返さないという確証もないわけなんだから、
殺人を(罪を)繰り返そうとした時の対処が必要でしょうね。
それには、厳重な管理の下で暮らしてもらうしかないと思うんですよね。
いつ、繰り返そうとするかわからないからです。
人柱がいくつ立てば法律は変わるのですかね。
Posted by gigshark at 2006年01月09日 21:07
いま、読み返して見たら、感情的に
指摘しているのは、新米弁護士さんのほうでした・・・
うっかり者で済みません・・・
かさね重ねごめんなさい。
Posted by 凜子 at 2006年01月09日 21:25

責任能力の有無にかかわらず、刑の減軽いには反対です。
無責任能力者なら、
でてきて欲しくないです。24時間永久に監視していて欲しいです。
なぜって、
凛子さんが、繰り返し言っている、

>責任無能力者が将来、病院からでたら
>自分の子供なり身内の近くに雇い
>入れますか?

が答えです。
言葉が足りませんが、
人の気持、感情を抜きにしては語れないです(><)
Posted by りな at 2006年01月10日 08:09
あ、、言葉が足りないのは凛子さんでなく
私ですよ。
またまた表現不足(汗)
Posted by りな at 2006年01月10日 08:11
凛子さん
この新米弁護士さんは
法律は理解できても、
人の心は理解できないのかも知れません。
これが法律家の総意でない事を祈りましょう^^;
Posted by 鬼 at 2006年01月10日 09:07
gigsharkさん
犯罪者であっても、
悪気がなければ許される、という事のようですね。
現状の法律では。
私たちは、それは問題だと思っているのですが、
新米弁護士さんは全く問題ないと思っている。
全ての法律家がそうではないと願います。
Posted by 鬼 at 2006年01月10日 09:09
りなさん
他の法律家はどう思っているのか、
気になりますね。
Posted by 鬼 at 2006年01月10日 09:10
「ぽっち」しに来ました。

昨日、ニュースを見ていたら
性犯罪者の事を取り上げていました。
アンケートで、大多数の人が、今の
刑法では、納得がいかないと言うものです。
その理由の約半数が再犯についての指摘です。

私達がより良い社会を築くための
刑法です。
そこの所を分かって貰いたいです。

あと、りなさん。
りなさんが、私に言っているのでは
無いことは、分かっているので
大丈夫ですよ^^
Posted by 凜子 at 2006年01月10日 09:35
私の同級生に、幼児を強姦殺人した犯罪者がいました。
少年法により、数年で出所し、同じ犯罪を繰り返しました。彼は「責任無能力者(もしくはそれに類する物)」だそうです。
最初に殺された両親の気持ちを思うとたまらないです。
ドラマじゃないけど、もし我が子がその手の犯罪者に殺められ、その犯人の弁護を親がしなければならないなんてことになったら、人の感情はどう動くのでしょうか。

刑法は感情では動かせません。
しかし、人の感情があってこその法律ではないでしょうか。
私自身の個人的意見ですと、精神鑑定は今乱用されている感がします。そういう意味では現状の法律は納得ができませんね。
Posted by 鯖子 at 2006年01月10日 12:58
鯖子さん
ですよね。
精神鑑定が濫用されている事実は、
新米弁護士さんの
> 「弁護人が責任無能力を主張しているが,
> その実責任能力者である精神障害者」
という記述からも明らかでしょう。
刑法で言う「責任無能力者」とは、
よっぽどの事でない限り存在しないはずです。
殺人が犯罪かどうか判断ができない、
というのは、
普通では考えられないくらい異常です。
もし初犯だとしたら、
今までどうして殺人を犯していないか、
そちらの方が不思議なくらいです。
殺人をしてはいけない事を理解していないのですから、
毎日でも殺人を繰り返していて不思議はないはずですよね^^;
そう考えると、
ほとんどは精神鑑定をするまでもないですよね?

それに仮に本当に責任無能力者だとすれば、
既に書いたように、
「毎日でも殺人を繰り返しても不思議ではない」ですよね?
そんな人、自由にさせていいんですかね?
「いい」という考え方がサッパリ理解できません^^;
Posted by 鬼 at 2006年01月10日 16:50
またお邪魔致します。
先ずは、被害者にも加害者にもならずに今日を過ごせた事に感謝。
鬼さんの主張は、とてもシンプルで理解し易いです。兎に角イメージする事だと思います。
もしも自分が、自分の家族が、被害者や加害者になってしまったら、、、想像するだけで心拍数が上昇します。死んだ人は二度と帰って来ない。人を殺めた責任など取れないのですから。
Posted by 和尚 at 2006年01月10日 18:21
鬼さん、はじめまして。「犯罪者の精神鑑定について」非常に興味深く拝見させていただきました。鬼さんの考えや、コメント欄に書き込んでいる皆さんの様々な意見を読んでいて、昨年の奈良で起きた幼女殺害事件を思い出しました。印象的だったのは容疑者の「衝動を抑える自信がないのでこのまま死刑にして欲しい」という言葉でした。これはもうビョーキです。病気じゃなくビョーキ。医者が診て病名をつける類いのものではもうないと思います。ストレスが溜まると衝動買いする人やパチンコ依存性の人と一緒ですよね。この人が精神鑑定によって減刑されたり、あるいは無罪になって社会復帰したとしても再犯の可能性は無くならない。法的に一生社会から隔離することができないのなら、たとえば「この家はこういう事件の犯人が住んでいる」等、周りの人や警察にわかり易い目印をつけて地域ぐるみで監視して犯罪を起こさせないような仕組みをつくるしかないのではないか。だがそんな仕組みがあったとして、もし自分の近くにそんな人が住んでいたら安心して暮らすことなんて出来ませんよね。なんにしても結局は自分たちの身は自分たちで守らないといけない時代がやってきたということなんでしょうかね。ちなみに私は笑点を見ないと一週間が始まった気がしないというビョーキです。
Posted by チェン at 2006年01月11日 03:10
こんにちは、鬼さん
私も”司法関係の方の意見を聞きたい"と書き込んだものの、いざ読んでみると・・・ほとんど理解?納得?できませんでした。
ごめんなさい。
私の勉強不足です。m(__)m
鬼さんや凛子さんのコメントでやっと付いて行けてるかという始末です。


---
リストラ親父さんへ
リストラ親父さんがここをご覧になっているかと思い、コメントさせていただきます。
あの時は、大変失礼いたしました。
これからも、がんばって下さいね!!
Posted by あといくら at 2006年01月11日 19:00
あといくらさん
新米弁護士さんのコメントは
司法関係者の意見ではなく、
司法的立場からの言い訳です。
言い訳とは、意図的に理解しづらく述べるもんです。
国会答弁のように(笑)
Posted by 鬼 at 2006年01月11日 21:49
あといくらさん
全然気にしてねぇぜ♪
Posted by リストラ親父 at 2006年01月11日 21:50
こんばんは!
鬼さんの記事や皆さんのコメントを読んで、子供の頃を思い出してしまいました。
殺人はないですが、精神異常者の性犯罪です。
私は未遂で終わったので、被害は無かったですが、小学生の頃に性犯罪に巻き込まれそうになり、母に助けられた事があります。
その何年か後に、その犯人が捕まり母が警察に呼ばれ犯人の確認をしました。
その時、警察から聞いた話では、再犯で精神異常者だという事でした。
その犯人は、精神病院に入院し、その後どうなったのか知りませんが、何十人もの子供に猥褻行為をした常習犯でした。
もう何十年も昔の話ですが、犯罪がどんどん極悪化している今、犯罪を犯した自覚も無い犯人は、精神異常者だろうと正常な健常者だろうと、罪を償って再犯しないように人間としての教育をしなおす必要があると思う。
精神異常者で、罪を償う能力すらないのなら、隔離するくらいの措置をとって欲しいと思う。
犯人に配慮するより先に被害者やその家族に配慮して欲しい思う。
かなり前にTVでアメリカ(だったと思う)で、性犯罪や殺人等を犯した犯人が罪を償った後も何処に住んでいるか公表していて、引越しや旅行などの行動を制限させている所があると聞いた事がある。
日本だと個人情報保護や人権など問題視されて実現しないかもしれないけど、その位厳しい措置を取って欲しいと思う。

最近、子供を狙った事件が多すぎて、子供の通学にすら影響が出ています。
PTAが朝昼の登下校時間に当番で通学路を巡回する事になってしまいましたし、子供達も放課後外で安心して遊ぶ事もままなら無い時代になっている。
こういう怒りって何処にもって行けばよいのだろう?
Posted by kana at 2006年01月12日 21:26
kanaさん
罪に問えないなら、せめて
「犯罪を認識できない人」
っていう名札でも付けさせてはどうでしょう?(笑)

こう書くと、
「人権侵害だ!」
なんて声が聞こえてきそうですけど、
そもそも『犯罪を認識できない人』なんだから、
そんな名札を付けられても、
それがどういう意味か理解できないんでしょ?^^
その人は傷付きもしないでしょ?
だったらそれでいいんでないの?(笑)
Posted by 鬼 at 2006年01月13日 10:04
ご無沙汰しております。

さて,責任無能力の精神障害者の件です。
真っ向勝負で聞いてみて良かったと思っています。
主要な方の意見をピックアップしていくと,
鬼さんの考えが,
>人を殺してはいけない事を理解できない人が、
>私たち普通の人の中に、何の目印もなく一緒に暮らすことが、
>あっていいわけがない
gigsharkさんの考えが,
>殺人を(いや、罪を)繰り返すという確証もない代わりに、
>繰り返さないという確証もないわけなんだから、
>殺人を(罪を)繰り返そうとした時の対処が必要でしょうね。
>それには、厳重な管理の下で暮らしてもらうしかないと思うんですよね。
りなさんの考えが,
>責任無能力者が将来、病院からでたら
>自分の子供なり身内の近くに雇い
>入れますか?
>(危ないのでそんなことできません,の意だと思われます)
ほかの皆さんも,おおむね同意見だと思われます。


だったら,
収容先は刑務所でなくてもいいのではありませんか?


刑務所は,所内で囚人に強制労働を行わせることを目的とする施設で,
是非善悪の区別のつかない人を収容する目的で作られてはいません。
作業内容によっては,囚人には自傷他害に用いうる工具等が
渡されることもあります。場所等により異なりますが,
一人の刑務官はおよそ40〜70人の囚人を監督しています。
「刑罰を与える」ということは,そういうところに収容する,
ということなのです。
普通の人は,刑務所も精神病院もどちらも縁があるものではありませんから,
どっちにしろ入れてしまえばそれでおしまい,といった感情を
もつかもしれませんが,刑務所と精神病院とはまるで違うのです。

「危険だから隔離すべき」というのであれば,その隔離先は
刑務所ではなく精神病院の方が適切でしょう。
そうだとすれば責任無能力者は罪に問うべきではない,
そのかわりただちに精神病院に入院させるべきだ,との意見のほうが
筋がとおっていると思います。

いささか挑発的でしたが,私とて,責任無能力者が,
そのまま社会に戻って問題ないと考えているわけではありません。
責任無能力者が社会に戻ってくることの不都合を,正面から
把握してもらうことによって,その不都合の解決方法として,
刑罰を科すということは適切だろうか,ということを考えてほしかったのです。
私としては,「危険だから隔離」というより「治療のための措置をとる」の
方が適切(そして,治療方法として何が最適か,という点であれば精神科医に
その判断を求めても不当ではないでしょう)だとは思っていますが。
治療上入院が必要であればそうすべきでしょうし,通院が最適とあれば
そうすべきでしょう。

>弁護士が精神鑑定を求めるのは無駄ではないか,という点について
結果だけからいえば,9割以上無駄に終わるでしょう。
ですが,わずかでも本物の責任無能力者である可能性があるなら,
それはやるべきだと思います。
それだけ,刑罰権の発動には慎重さが求められているし,
それでよいのではないでしょうか。
他の答えをするなら,「責任能力の判断に間違いがあってはならないから」
という答えになるでしょうか。


>薬物に手を出した時に「この薬物を摂取
>したら、俺 人を殺すかもな〜」と言う
>認識があったら、刑罰にあたる。
>って事ですか?

そういうことです。
この証明方法としては,たとえば,
1,過去に薬物を使用して暴れた事実はあるか
2,過去に薬物を使用して逮捕されたときの状況
などがあります。
たとえば,その人の身内,同居人,一緒につかまった薬物仲間から,
「その人は薬を使うといつも暴れ,ときには傷つけられることもあった」
のような供述がとれるか。診断書,傷跡写真等の裏づけ証拠はあるか。
あるいは,薬物関係の前科の逮捕状況が,他害のおそれがありそうな
状況(たとえば,徘徊→職務質問→ナイフ持っていたので銃刀法違反で逮捕
→言動がおかしいので尿検査→覚せい剤の使用発覚,など)であったか。
そういった性癖があるのに,なぜ薬物を使用したか,その動機は。
事前に犯行計画をほのめかすような供述を他人にもらしたことはなかったか。
あるいは,錯乱するからといつもは量を少なめにしていたのに,
その日だけ多めに盛ったという事情はないか。
あるいは,そのときだけ密売人に多めに注文したりしなかったか。
犯行に使えそうな凶器を,わざと取りやすい場所に移動させた事実はないか。
錯乱状態から覚めた後,救護を呼ぶまで不自然なタイムラグはないか。
わざと目標の人物のそばで薬物を使用したのではないか。等々。


>一つ聞きたいのですが、あなたは
>責任無能力者が将来、病院からでたら
>自分の子供なり身内の近くに雇い
>入れますか?

断言できるほど自信はありません。ですが,そうすべきだと思います。
ただ,その前提として,精神病院との信頼関係が必要でしょうね。
私の知っている病院に,30年以上前から開放医療を続け,
現在では地域住民と良好な信頼関係を作っているところがあります。
そこなら,受け入れるでしょう。
Posted by 新米弁護士 at 2006年01月14日 21:30
新米弁護士さん

まずは感情論を一つ。
あなたが弁護した犯罪者が住む地域には住みたくない(苦笑)

それはさておき、
私の
>人を殺してはいけない事を理解できない人が、
>私たち普通の人の中に、何の目印もなく一緒に暮らすことが、
>あっていいわけがない
↑この発言の真意を理解していないようなので、
真意について補足しておきます。

果たして、
「人を殺してはいけない事を理解できない人」
が、本当に存在するのでしょうか?
また、仮に存在したとして、
そこには精神科医が介入する余地があるのでしょうか?

「精神が異常」である事を
精神科が確信することは出来るかも知れません。
でも、
「人を殺してはいけない事を理解している」かどうか、
精神科医は本当に判断できるのでしょうか?
さらに、
「人を殺してはいけない事を理解する能力がなく」、
「そこに刑事責任を追及する余地がない」
のであれば、
それは
「=治療の余地がない」
という事になるように思うのですが、
もし治療の余地がある、という事であれば、
仮に万歩譲って「理解していなかった」としても、
「理解する能力はあった」
という事になりませんか?
「理解する能力はあるのに理解していなかった」
のだから、当然、罪は償うべきではないですか?
罪を償う責任がないのは、
「理解する能力がない」人だけであって、
「理解する能力がない」人には治療の余地はありませんよね?
それを何故、
司法の現場から医療の現場にバトンタッチするのか?

この問いに対して、
誰か納得のいく答えを出して頂けませんか?
Posted by 鬼 at 2006年01月14日 22:21
私個人としては、新米弁護士さんの言うことも理解できます。
が、確かに収容先は精神病院でもかまいません。
ただし、罪は罪なのです。人を殺して精神病院で更正させるために
人命がなくなったわけではないのだと思います。
もし仮に、精神異常者(責任無能力者)が精神病院で更正できたならば、
人を傷つけた、殺害したという責任は認知できるように思います。
更正できなければ、出来るまで精神病院に入ってもらうべきですし
異常者でなくなったならば、罪は償わないといけないでしょう。
精神状態が普通でなければ何をしても良いという考え方は
妥当ではないようにも思います。
Posted by gigshark at 2006年01月15日 14:30
gigsharkさん

そうですよね!
精神病院で更生し、
更生した段階で罪を償う!
これが妥当でしょう!
更生できなければ、ずっと隔離。
これしかないのでは!?
少なくとも現状より妥当な気がします♪
精神科の医者も、
これなら異議はないのではないでしょう!?
だって退院させた社会的責任は問われないでしょうし。
それに司法判断も容易です。
責任無能力と判断して間違いだったとしても、
社会に害はないわけですから。
Posted by 鬼 at 2006年01月15日 15:06
新米弁護士さんが何を言いたいかは、分かりますが
やはり、私は今のままの刑法では納得が出来ません。

>断言できるほど自信はありません。ですが,そうすべきだと思います。
>ただ,その前提として,精神病院との信頼関係が必要でしょうね。

責任能力の有る人が、罪を償って反省して真面目に
社会復帰したなら、私は受け入れるべきだとおもいます。

でも、責任能力が無い人が罪を犯してその後、社会に出てきたら、子供達に近寄って欲しくないです。
親は子供を危険から守る義務があります。
責任無能力者で、犯罪を犯したことを知りながら
子供の近くに雇い入れて何かあったら、それは
雇い入れた親の責任だと私はおもいます。
ハッキリ言って、真夏の車の中に幼児を置き去りにして「死ぬなんて、思わなかった」と言っている
親と五十歩百歩です。

あと、薬物をやる動機のほとんどは好奇心か誘惑です。
なぜ、「ヤク中」が暴れるか? 薬がキレたから
です。薬が欲しくてその欲求を我慢出来ずに
あばれたり、人を襲う事が大多数です。
アル中はお酒が入ると暴れて、アルコールが抜けるとおとなしくなりますが、ヤク中は逆です。

人を襲う動機が有ろうが無かろうが、使ってはいけない薬物を使ったのですから処罰するべきです。

人権も大切ですが、人命の方がもっと大切だと
私は思います。
Posted by 凜子 at 2006年01月16日 09:30
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