気になる?
読みたい?
興味のある方は→人気Blogランキング
私 「この人は無理ですよ。」
N支店長「大丈夫大丈夫♪」
私 「無理だと思いますよ。
じゃあ試しに信用情報取ってみましょうか?」
N支店長「取るな。」
私 「ほら、わかってるじゃないすか^^;」
N支店長「規定ではこの場合は取らんでもええねん。」
私 「それはわかってます。
でも取ってはいけない、ってわけじゃないでしょう?」
N支店長「いや、取るな。」
私 (・・・・・・。)
信用情報は、サラ金業者が与信判断をする時に使う。
これがサラ金業界発展の秘密と言ってもいいだろう。
このデータバンクがあるからこそ、
サラ金は短時間で審査をし、
ある一定の与信判断をする事ができる。
この信用情報は、
初めての申し込みの時には必ず確認する。
ま、当たり前の話だ。
しかし、途上与信においては、必ずしも取らない。
過去何ヶ月以内に確認していなければ取れ、などとなっている。
これは会社によって様々だと思うが。
ここで、N支店長は、
何故、信用情報を取るな、と言ったかわかるかな?
実は『貸せなくなる恐れがある』からだ。
本来サラ金として、
信用情報を取った結果、貸付けをやめたとなれば、
「確認して正解だった。危ないところだった。」
となる。これがまともなサラ金だろう。
しかし、実際は違う。
「貸せなくなったじゃねぇか!このバカ野郎〜!」
なのだ。
何故、こんな事になるのか?
簡単な話である。
今の資本主義社会では、
業務規模の縮小は、
=業績不振とみなされる。
だから、業務規模を拡大するしか選択肢がない。
実際には必ずしもそうではない。
業務の適正化をはかる事による業務縮小は
必ずしもマイナス評価を受けるわけではない。
しかしそれは、経営陣の手腕も必要だし、
投資家や世間への説明も必要だ。
さらには投資家の英断も必要となる。
にわかデイトレーダーが急増中の現状では、
並みの経営者では難しいかも知れない。
その証拠に、
サラ金の中で最も市場評価の高い会社はどこだ!?
今はアイ○ルだろう。
この会社は今、弁護団が結成され、
その悪しき経営体質にメスが入れられようとしている。
そんな会社だ。
アイ○ルが一番になる前は、どこが一番だった!?
そう。○富士だ。
やや古い話になるが、
目ん玉売れ事件で世間を騒がせた、
あの○栄。現在のロプ○だ。
あの事件の前は、ここの社長が
全国貸金業協会連合会の会長だったのをみなさんご存知か?
貸金業協会とは、
サラ金の社員に教育をする機関だ。
何の教育をしてたんだ?(笑)
結局は、無茶をして一番貸した会社が世間の評価も受けるわけだ。
だから、貸す!貸す!貸す!
そうすれば、株式市場からも金がジャンジャン入ってくる。
貸したお客がコケても、
それを上回るだけの貸付けをして穴埋めをしている限りは、
業績は持ちこたえる事ができる。
しかし、これは完全に自転車操業だ。
いつかコケる。
どうサラ金が頑張って宣伝をしても、
借りない人間は借りない。
そして、恐ろしい事に、
「とにかく貸せ」体質は、
業界や会社だけの話ではない。
私 「でも、延滞したら回収が大変でイタチごっこでしょ?」
N支店長「俺らが今やってる延滞分は
俺らが貸したヤツちゃうで。」
私 「はい?」
N支店長「前任者が貸した分を俺らが回収して、
俺らが貸した分は、次のやつらが回収するんやで。」
私 「・・・・・・。」
N支店長「みんな、貸し逃げするんや。
俺らだけまともな貸し方してたら損やで。」
私 「・・・・・・。」
N支店長「規定上OKやったら全部貸せ。
それが一番ボーナス良ぉなるんやって♪」
これ、このN支店長だけではない。
私が知る限り、この考えを持っていない支店長の方が少ない。
そうやって目先のわずかな利益の為に、
そう遠くない将来、確実に自分達の首を絞める。
それは間違いない。
それは当人たちは気付いているんだろうか?
ま、私はそこから逃げたので、どうでもいいんだが(笑)
ごめんなさい。
おもしろおかしく体験談、のつもりが、
湿っぽくなっちゃいましたm(__)m
『ぽちっ』として頂ければ、
明日は明るい記事を書きたいと思います^^
→人気Blogランキング
はぁ〜。ため息が出ちゃいますね。
無茶貸しに、貸し逃げ。転勤が絡んで病んでるって言うか、膿んでるって言うか・・・。
でも、最終的には需要があるから、こういうことも平然と行われているわけで・・・。
良く分かりました。
ウチは夫が昔(もう6年位前)サラ金のお世話になってるから、「100万円の枠がありますよ」とか、「金利安くします」とか、凄い電話やら手紙やら来てましたよ。
今もたまに来ますけどね。無視です♪
完済した時も、速攻電話来たって言ってましたしね。
怖いねぇ〜〜〜。
そうですね^^;
でも、どこの業界だって、
程度の違いはあっても
似たような部分があるんじゃないですか?
でも、人様を欺いて儲けるような商売は、
いずれ淘汰されます。
完全に潰れるまでは行かなくとも、
○富士にしても○栄にしても
ナンバー1の座は引きずりおろされましたからね^^
ただ、完全に根絶するには、
一部のバカな消費者が賢くならない限り無理ですが。
gigsharkさんの言う「需要」がありますからね^^;
それも他のセールスと一緒^^
「ご苦労様♪」ってお断りしときましょ(笑)
サラ金に限ったことではありません。
どこの企業も新聞やニュースを聞くと同じことをしていると思います。
鬼さんの実体験を読んで少しでも企業体質や消費者が賢くなって
日本という国が変わってくれればいいと思う、今日この頃です。
だから「ぽちっ」は欠かせません。^^
私は昔、法律事務所でバイトをしていたことがありまして、クレサラ系の相談とかもうけました(私が相談をうけた訳ではありませんが)。
真面目な人もいましたが、中には本当にどうしょうもない人もいました。
なんで、こんなチャランポランな人間にサラ金は金を貸すのだろう?
と疑問に思っていましたが、謎が解けました。
しかし、なぜかチャランポランな人間の方が解決は早かったような気がします。
ありがとうございますm(__)m
始めまして^^
それは解決してないのですよ^^;
目の前の借金を排除する事は、
借金解決でも何でもありません。
その後の依頼人の人生をご存知ですか?
ブラックになってまともな業者で借りられない人は、
次はヤミ金に駆け込みます。
借金体質を改善する前に債務整理に着手してしまうと、
多くの人がそうなります。
法律家も仕事とは言え、
その社会的責任は重いのです。
借金体質を改善できていない人の依頼は
あえて断る勇気が欲しいものです。
サラ金業(こんな言葉あるのか?)と言えども中にいる人はサラリーマンですから売り上げ至上主義の目先の業績が即成績につながればそういう発想になるのは当たり前ですね。記事にまでしてお答えいただいてありがとうございました。
悲哀すら感じます。
そうですね。
ま、どの業界でもそうでしょうけど^^;
そうですね。
現代社会のシステムの問題なのか、
個々人のモラルの問題なのか、
そういう卑怯な人を許容する人が多いのも事実だし。
「ホンネ」と「タテマエ」という言葉を使って、
自らの不正を正当化する風習がありますよね。
コンプライアンス遵守という流れがある陰で、
コンプライアンス=タテマエ
とする風潮も出来つつあるような・・・。
そんな気がしています。
「木を見て森を見ず」・・・ どこにでもいますね。借金を繰り返す人に多いような・・・
話しがは変わりますが、よく○○万円まで貸し付けOKなどと、広告でありますが、下はいくらから貸すんですか?不思議なのは、生活費が足りなく、困っていて借りる人が何故何万単位で借りるのか?必要最低限の額と思ったら一円でも少ない額を借りるんでは?と、思うんですが・・・
マジメな人というのは、えてしてなんとか自力で解決しようとして傷口を広げてしまって、手遅れ寸前になってから相談に来るんです。
どうしょうも無い人っていうのは、早めに諦めちゃうから解決も早いと。
そんな感じだったと思います。
その後の依頼人の人生についてですけど、どうしょうも無い人は、罪悪感もなにも無しで何度も同じことを繰り返します。
私が理不尽に思うのは、そういう人が踏み倒した分をマジメな人たちが高い金利を払うことで賄っているということなのです。
コストの面で、
初回借入れは1万円以上
というところが多いのではないでしょうか?
ただ、業者によると思いますけど。
後半の疑問については、
その判断ができる人は
サラ金では借りません(笑)
サラ金で借りる人は、
生活費に困っているから借りるのではなく、
我慢ができないから借りるのです。
我慢ができる人は、
生活費に困っても「借りる」という選択肢を選びません。
借りずに済ませる方法を考えて努力します。
その思考回路がない人がサラ金で借りるんです。
るじさんの言いたい事はわかっているつもりです。
ただ、そのるじさんの言う、
安直に借金をチャラにして同じ事を繰り返す人に、
協力しているのは誰ですか?
という事です。
「借りる言い訳を考える暇があったら、借りなくて良い方法を考えよー!」 これって、借金以外にも言えることですね。
その通りですね^^